「今更、銀之助の旦那に会いたいなんて勝手すぎるね」大切な思い出を守りたいだけなのに、どうしてあたしは金治様に組み敷かれてるの――?
ついに金治と対峙することとなったみつ。押し倒されて甘い言葉を囁かれているはずなのに、底知れぬ彼の怒りが伝わってくる。これは罰なのかもしれない。金治の歪みに向き合わず、目を背けていた罰――。弱気になるみつに勇気をくれたものは、銀之助の簪で……。 カタブツ職人と押しかけ女房の、情熱花咲くお江戸ラブ、第5話!
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